タイトル | パラノマサイト FILE 23 本所七不思議 |
開発 | スクウェア・エニックス |
発売日 | 2023年3月9日 |
ジャンル | ホラーミステリーADV |
対応プラットフォーム | Switch/Steam/iOS/Android ※ダウンロード販売のみ |
プレイ人数 | 1人 |
レーティング | CERO:D |
クリア時間 | 10時間 |
つるちゃんは誰でも生き返らせられるとしたら誰に使いたい?
うーん、昔一緒に過ごしたお婆ちゃんかしら
僕は昔飼ってたペットのアメンボに使いたいかな
アメンボなんて飼ってたのね…
でもそんな力あったら誰でも欲しがりそうね
というわけで今回はそんな蘇りの秘術を巡るホラーミステリーアドベンチャーゲームの紹介だよ
ホラーは苦手だけどどんなお話か気になるわね
紹介をお願い!
了解!
ここでは最低限ネタバレにならないように解説してくよ
どんなゲーム?
メインストーリー
時代は昭和後期、一般会社員の興家彰吾くん
そして彼と一か月前に知り合った福永葉子さん
二人が深夜の錦糸堀公園で本所七不思議を調べに来たところから物語は始まるよ
本所?七不思議?って何のことかしら
本所は現在の東京都墨田区南部にあたる地域だよ
本所七不思議は錦絵になっていたり落語でも噺になっていたりするよ
↓ウィキペディアからだけど本作で扱ってるものと同じだね
本所七不思議
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E6%89%80%E4%B8%83%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0
- 置行堀(おいてけぼり)
- 送り提灯(おくりちょうちん)
- 送り拍子木(おくりひょうしぎ)
- 燈無蕎麦(あかりなしそば)別名「消えずの行灯」
- 足洗邸(あしあらいやしき)
- 片葉の葦(かたはのあし)
- 落葉なき椎(おちばなきしい)
- 狸囃子(たぬきばやし)別名「馬鹿囃子(ばかばやし)」
- 津軽の太鼓(つがるのたいこ)
現実に語られてるのはわくわくするわね!
ただこれって7つじゃなくない?
作中でも触れられているけど昔の伝承だからね…
元々個別のものだったのが後に七不思議としてまとめられたみたいなんだ
でも七不思議だったからこそ今日まで伝わってるのかもしれないね
歴史を個人で調べるのも楽しそうね
一か月前時点で葉子さんは既に七不思議を探してたみたい
ちなみに錦糸堀公園の七不思議は『置いてけ堀』だね
おきざりを意味する「置いてけぼり」の語源なのかしら!
その通り!
今に伝わる言葉の語源なだけあって親しみもあるね
そしてそんな『置いてけ掘』だけど
伝承の内容と言葉の意味に齟齬があるよね…
ちょっとちょっと!怖くなってきたじゃない
ただ葉子さんの本当の目的は『蘇りの秘術』であり、
それに本所七不思議の本当の内容が関わっているんじゃないかという話なんだ
話が見えてきたわね
確かに興味本位だけで深夜の公園行かないわ
そんな話をしていたある時、
急に葉子さんが興家くんの背後の何かに怯えて動かなくなってしまうよ
一体後ろに何が!
怖いわよ!!!!
残念だけどここではストーリーに触れるのはここまでにしておくよ
後ろに何があるのか、この後どうなってしまうのか…
怖いけど気になるーーー!
ゲーム内容
ゲーム自体はサウンドノベルだよ
中には選択肢によってルート分岐はあるけれど基本的には1つの真相を解き明かしていく感じだね
さすがに七不思議の中身が変わるなんてことはなさそうだものね
また、このゲームの特徴としてパノラマ視点で周りを見ることができるよ
これによって没入感と恐怖感が増して個人的にいいなって思ったよ!
パラノマサイトだけにパノラマね
・・・
私が悪かったわよ!無視はやめてーーー!
もう一つこんな感じでいつでもゲーム内から資料を見ることができるんだ
中にはゲームを進めるためのヒントになるものもあるし、現実とリンクした内容もあるから読んでいるだけでも楽しいよ!
こういったのを読みながら考察するのが楽しいのよねー
こんな人におすすめ!
- 爽快な読後感を味わいたい人!
このゲーム序盤から様々な伏線が張り巡らされているんだけれど、そのどれもが納得できる形で回収されていくんだ
当然プレイヤーは考察しながら真実に辿り着くんだけど、節々で物語が断片的に明らかになっていく過程、ラストの終わり方とどれも無駄がないなと感じたよ
クリアまで10時間程だし普段アドベンチャーゲームをしない人にもおすすめできると思ったよ
自分で考えながら物語を進めてくのがミステリの醍醐味だけどその辺りがよくできているということね!
そうだね!
ただ残虐な表現とかは結構多いからそういうのが本当に苦手な人には勧めるのは難しいかな…
- 登場人物に感情移入できる人!
登場人物File(公式)
https://www.jp.square-enix.com/paranormasight/character/
今回はネタバレを避けるために序盤に登場する二人しか紹介しなかったけど、もちろん二人以外にも何人ものキャラクターが登場するよ
『蘇りの秘術』を求めてる人は他にもいるし、それぞれの理由があるからキャラクターに感情移入できる人はそれだけで夢中になってプレイできると思うよ
蘇らせたい人がいるなんて絶対悲しい理由があるじゃない!
もう泣けてきたわ…
つるちゃんみたいな人には特におすすめだね
惜しいところ
まずゲームシステム自体はプレイも快適だったし特に不満とかはないよ
でもクリア特典としてでもいいからゲーム内BGMを聴ける機能は欲しかったな
場面ごとに雰囲気に合ったいい曲ばかりだったからね!
サウンドトラックは公式から発売されているけれどゲーム内で曲を聴きたい気持ちはあったから残念だったかな
ないものはないからこれはしょうがないわね
まとめ
さて総評だよ
僕は1週間くらいかけてクリアしたんだけどその間は日常でもゲーム内の考察をするくらいハマっちゃったよ
没入感あるシステム面の影響もあるだろうし、七不思議含め物語の真相について全部知りたくなっちゃって気づけばあっという間に何時間も経ってたりもしたよ
「あの伏線はいつ回収されるんだろう」といった感じで次々に新たな事実が判明していくから終始飽きがこなかったのも良いポイントだったね
というわけで恒例の採点だ
95/100点!
あら高得点!
でもいつも高得点じゃない?
世間におもしろいゲームばかりなのが悪いよ
忖度とかはしてないからね!
時間をかけてせっかくプレイするなら面白いゲームをしたくなるのもしょうがないわね
ただ今回のレビューじゃ物語の核心に全然触れられてないからね
そのうちネタバレ全開でプレイ日記的なものを投稿する予定だよ!
というわけで今回はここまで!ここまで見てくれてありがとう!
気になりすぎるからありがたいわ!
今回も見てくれてありがとうね!
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